皆さんこんにちは。どうも。
今回は、「人間の悩みは解決しない」ということをお話ししていきます。
タイトルだけを見るとすごいネガティブで嫌なタイトルですが、これは事実です。
まあ、中には解決するものもありますが、解決しない感情的な・・というか、そういう悩みは基本的に解決しません。
例えば、過去の後悔、人(元恋人や死人など)への執着や恨み、未来への不安・・
こういうのは人間特有の悩みですよね。
過去には戻れない。他人は変えられない。死人は戻ってこない。未来は分からない。
どれもれっきとした事実です。
唯一、他人へ執着することは不可能ではないんでしょうけど、恨みによるストーカー殺人とか、めった刺しとか・・執着は人を暴走させますからね。
多くの場合、執着する側もされる側も不幸になります(ろくなことが起きません)。
後、(執着される側は当然ですが)執着する側もつらいと思います。
手に入らないもの(失ったものや人、過ぎた過去など)に執着するのはつらいですからね。
なので、一番いいのは、過去のことは考えない(無駄なので)。未来のことも同様。人へは執着しない(成り行きに任せる)。
これができれば、人間の(無駄な)悩みは結構減ると思うんです(言うのは簡単ですが・・)。
で、基本的に人間は頭がいいので、解決しようとして試行錯誤したり、誰かに相談したりしますが、それでも無理なら解決しないんです。
ここで、「解決」と言っているのは、自分の望み通りになる・・ということだとすると、どう考えても無理なら、無理ゲーだと分かるでしょう。
ただ、解決するか、しないか・・だけじゃなくて、そこに様々な感情(認めたくないなど)を結び付けてしまうので「無駄な悩み」になるんです。
例えば、死んだ人に会いたいとか・・あの時ああしとけばよかった・・とか。
こんなこと考えても無駄なのに、考えちゃう・・
特に、日本人は完璧主義なので、完璧じゃないとダメだ・・と思っちゃう人が多いですが、この思考は自分を滅ぼします。
なぜなら人間は完璧ではないので・・
で、なんで人間がこういう無駄なことで悩んじゃうのか?ですが、それは人間が(完全に)論理的ではないからです。
悩んだり、執着するっていうのは、AIとかロボットとかが恐らく(というか絶対に?)マネできない人間的な部分です(どんなに優秀なAIとかでも難しいのではないでしょうか?)。
人間が何で悩むのか?
繰り返しになりますが、これは人間が(完全に)論理的じゃないからです。
要は、頭(理屈)ではわかっていても、実行できないことってありますよね。
これは別に悩み・・とか以外でも、ダイエットしたい人とかで、食べなきゃ痩せる・・というのは誰が考えても分かることですが、それがなかなか実行できない訳じゃないですか・・
つまり、人間はそんなに強くないというか・・
理屈通りには動けないんですよね。
それは、(ネガティブな)感情とか欲とか・・そういうのに負けちゃうからなんだと思います。
なので、色々なことに悩みながら生きていくしかないのが人間だと私は思っています。
この苦しみはどうしようもないので、強いて言えば「慣れる」しかないです。
ただ、そこが人間的な「良さ」でもあると思うんです。
だって、完全に理屈だけで動くなら・・もはやAIとかロボットでいいじゃないですか。
感情とか欲とか・・そういうのがあるから、人間的な個性が出るというか・・
まあ、すなわち人間的な魅力にもつながるんですよね。
なので、そういう感情とか欲とかを無くせと言っている訳ではなくて(そんなことは無理なので)、上手くコントロールできるのが理想ですよね。
はい。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。