なんで日本は銃規制が厳しいのか?(各国の銃規制と比較)

皆さんこんにちは。どうも。

今回は、なんで日本は銃規制が厳しいのか?についてお話ししていきます。

世界的に見て、日本は銃規制が厳しいので有名です。

日本以外に銃規制が厳しい国は、中国や北朝鮮は言うまでもなく、台湾、イギリス、韓国、シンガポール、ベトナム、オーストラリアなど(てか中華圏や島国は全般的に厳しい気がします)。

で、中国や北朝鮮といった独裁国家の場合は、国家が国民を統治しやすくするために厳しい銃規制が必要なのはわかります(国家は国民に武器を持たせたくないはずなので・・)

ただ、日本は、共産主義でも独裁国家でもないにもかかわらず、中国と銃規制は同レベルです。

というのは、日本も中国も、国民の銃の所持は原則禁止で、国家機関(警察や自衛隊)のみ銃を所持できるからです。

ただ、日本には米軍基地があり、基地の従業員(日本人従業員含む)が実弾入りの拳銃を持って基地外=日本国内の公道を歩いたりしたこともあるように、米軍関係者は日本の銃規制の罰則を受けません(日本の銃刀法の例外)。

で、話を戻すと、日本は民主主義でアメリカに倣って発展してきた国なのに、なんでこんなに銃に厳しいのか・・・

これは秀吉の刀狩りの時代から、お上(国や政府)に任せてればよい、従ってればよいという考えがあり、国民に武器を持たせない名残が今も残っていると言われています(なぜか?)。

後、GHQの銃刀法が理由だとか・・なんとか言っている人もいますが、私的には違って、日本人の9割以上に銃アレルギーがあることによると思うんです(だって、銃刀法が厳しかったら緩和すればいいじゃないですか・・)。

ネットの質問サイトでも銃規制について質問すると、日本人回答者の9割以上が銃規制緩和に反対、銃が怖いっていう意見です。

後、私は直接何回か多くの日本人と銃規制についてディスカッションをしたことがありますが、そこでも9割以上が銃規制緩和に反対、銃社会が怖いっていう意見でした・・

なので、そういう秀吉の刀狩りとかGHQとか言ってますが、核心はそこじゃなくて、恐らく日本人の国民感情としての銃アレルギー、銃社会が怖い・・っていう部分だと思います。

後、(良くも悪くも)日本が島国であることも銃規制が機能してる理由だと思います。

島国なので、拳銃などを海外から持ち込む場合は、空か海しかないので、その2つの経路をしっかり監視しておけば、違法に銃を日本に持ち込むことはほぼ無理です(絶対無理ではないけど・・ここでは伏せます)

なので・・今の日本では何かあると警察だけが頼りじゃないですか・・・

何かあると警察を呼ぶ・・

で、警察が来るまでに危害を加えられたり、警察を呼べなければ自分では何も対処できないんですよね(自立性がない)。

なので、先日も博多でストーカー殺人事件があり、被害者本人はめった刺しにされ、周囲の人も目撃者は多数いたにもかかわらず、誰も助けなかったんですよね。

なので、警察がいないと何もできないのでは、本当にやらないとやられちゃう場合などには、自分や被害者の身を守れません。

後、ロシアウクライナ戦争を見ても分かるように、他国が侵略してきた場合などは、一般市民が戦わなければ(身を守らなければ)ならない状況も起こりえます。

ということで、日本は民主主義でアメリカに倣って発展してきた国なのもありますし、万が一の時の護身用に拳銃の所持を認めてもいいのではないか?と私は思っています。

後、少し話は変わりますが、猟銃の所持要件ももう少し緩くしてもいいと思います。

少なくとも、警察の聞き込み調査や1銃1許可制度、ライフルを持つのに散弾銃10年とかはいらないと思いますし、そもそも猟銃を持つのにわざわざ警察に行かなくてもいいでしょ・・って思います。

店でバックグラウンドチェックをして、クリアだったらその場で購入できるようにしてもいいと思います。

日本は猟友会などの狩猟人口がかなり少なく、猟銃所持者もほぼ老人です。

これは、日本の厳しい銃規制が原因だと思います。

日本は猟銃ですら所持するのが大変なので、良くも悪くも世界で一番銃所持率が低いんですよね。

で、銃規制を緩和すると治安が悪くなると短絡的に考える日本人は多いですが、日本は現状治安がいいので銃規制を緩和しても治安に変化はないと思われます。

というのは、銃のあるなしに関わらず、治安を悪化させているのは、紛れもなく人間だからです。

つまり、悪いことをせざるを得ない人間が増えれば、銃の有無にかかわらず治安は悪化するはずです。

なので、銃の有無と治安は直接的な関係はないです。

ここで、銃規制の緩い国で、乱射事件や銃犯罪の少ない国は、スロバキアやスイス、フィンランド、オーストリア、タイなどがあります。

スロバキアなんて、護身用での拳銃の所持が認められているにもかかわらず、銃による事件はほとんど起きていません。

スイスやフィンランドも銃所持率は高いですが、銃による事件はほとんど起きていません(スイスやフィンランドは他国に侵略された場合などに、国民が戦うために銃を所持している)。

世界で、銃規制の緩い国は、アメリカは言うまでもなく、南米、アフリカ、フィリピン、タイ、スロバキア、オーストリアなどのヨーロッパの一部がありますが、銃乱射事件が頻発してるのはほぼアメリカだけです。

ここで、緩いと言ってるのは、護身用で拳銃の所持が認められており、日本よりも簡単に猟銃の所持ができる国という意味です。

なので、銃乱射事件はアメリカ社会特有の問題といっても過言じゃありません(銃乱射事件の原因はアメリカ社会やアメリカ人にある)。

銃乱射事件は、銃のあるなしの問題ではなく、根本的にはアメリカの問題です。

とは言え、もちろんアサルトライフルなどの殺傷力のある武器だけは禁止にするべきだと思います(こういうのが持てるアメリカはちょっとおかしいと思います)。

というのは、乱射事件に使われると、必ず多くの被害者が出る上に、(護身用などの)社会的有用性があまり無いからです(戦争してるわけじゃあるまいし・・)。

はい。ということで、私の意見としては、日本でも今の銃規制を緩和して、護身用や趣味で拳銃の所持に限って認めてもいいのではないか?猟銃の所持要件をもう少し緩めてもいいのではないか?と考えています。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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