日本で銃は作れるのか?安部元首相銃撃事件を考察する・・

皆さんこんにちは。どうも。

今回は2022年7月8日に安部元首相が日本で銃撃されて亡くなった事件を受けて、一般人が日本で銃を作れるのか?を考えていきたいと思います。

結論から言うと可能だと思います(作る場合はすべて自己責任でお願いします

銃として機能する物を作るなら、金属製のパイプにグリップ(木の板を切って作る)を固定して、中に弾丸を入れて、リチウムイオン電池などのボルト数の高い電池で起爆させて弾丸を発射するような物を作れればできますよね(もちろん3Dプリンターを使っても作れると思いますが、普通は個人で3Dプリンターなんて持ってないでしょう・・)。

私が考えるに、難所は銃弾の作成と起爆するようにできるかどうかと安全面です。

まず、安部元首相銃撃事件の犯人である山上容疑者は、弾丸の発射薬として硝酸アンモニウムを用いて黒色火薬を作成したと言っていますが、これは間違いです(報道のミスかも)。

黒色火薬の原料を調べてもらえればわかると思いますが、硝酸カリウムと硫黄と木炭です。

なので、黒色火薬の作成には硝酸カリウムが必要です。

ただ、これは比較的簡単に入手可能です(硝酸アンモニウムやその他の硝酸塩などから作ることも可能)。

で、黒色火薬が作れれば、それをどうやって爆発させるのか?なのですが、これは実験してみないと分からないと思いますが、確実に言えることは圧力をかければ爆発します。

これは、火薬というのは酸素がなくても燃えるので、金属製の容器に目いっぱい入れて(圧力をかけて)蓋をしても燃えます。

で、密閉した容器内で燃えれば、温度が上がって、結果としてボイルシャルルの法則(分子の性質)から、容器内の圧力も上がるので、容器が圧力に耐えきれないで爆発します。

で、その爆発の威力で弾丸を発射します。

これが銃弾の原理だと思います(パイプ爆弾の原理でもある)。

なので、同じように何か円筒状の物に火薬を入れて、先端に金属球を詰めて、火薬を爆発させることができれば、銃として機能すると思います。

難しいのがどうやって起爆させるのか?ですが、これは円筒状の物(薬莢替わり)に色んな素材を使って、どれぐらいの圧力をかけて、何ボルトぐらいの電圧のショートで起爆するのか?などを実験するしかないです(雷管があれば使えそう・・)。

素人なので、感覚でいいと思います。要は爆発さえすれば銃として機能します。

もちろん、本当の銃はライフリングがあったり、ガンパウダーも黒色火薬ではなく無煙火薬なので、威力や命中精度も全然違いますが、上記の簡易的な銃でも殺傷力は十分あると思います。

次に安全面なのですが、冬とかは火薬を扱うので、静電気があると危険です。

なので、事前に静電気を十分に取り除くか、静電気防止手袋の着用などをして対策をしておかないと、静電気で爆発したらかなり危険です。

後、銃として機能する物が作れても、実験する際は銃身の破裂に注意が必要です(後、耳栓も・・)。

金属パイプの射手側をふさいであったとしても、そのふさぎが弱かったり、銃身の強度が弱いと、銃身が破裂して、射手の方に破片などが飛んできて大けがをする可能性もあります。

なので、ねじの切ってある金属パイプに金属製のねじ蓋でしっかりとふさぎをつける必要があると思います。

以上、一般人が日本で銃を作れるのか?についての考察でした。

繰り返しになりますが、作る場合はすべて自己責任でお願いします。

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