人生は理不尽だけど自分で決められることはある?

皆さんこんにちは。どうも。

今回は、理不尽な人生とはどういうものかについて考えていきます。

こんなことを言うと、人生なんてほぼ理不尽なものなんだよ・・・って言われちゃうかもしれませんが、ここで話したいのは自分で決められることとそうじゃないことをハッキリさせるということなんです。

まず、自分の力ではどうにもならない不幸(コントロールできない不幸)は理不尽ですよね。

例えば、生まれつきの病気や身体的な特徴、国の体制や法律等、親から虐待やネグレクトを受けている、親が毒親で苦しめられている、学校や会社で何の理由もなくイジメられている、勤めていた会社を突然リストラされた、会社が倒産した、歩道を歩いていたらいきなり後ろから自転車に追突された等々。

このようなことは自分の力ではどうにもならないことですよね。

つまり、理不尽なんです。

後、今年(2022年)2月からウクライナ戦争が起きていますが、戦争だって理不尽ですよね。

ロシアという大国のトップの意思決定で、ウクライナでは自国に住めなくなった難民が発生し、ロシアでも国民が徴兵を命じられて、それを逃れて他国に逃げるなど・・国民が苦痛を強いられています。

その一方で、人生には自分で決められるということもあります。

まあ、子供や学生は難しいかもしれませんし、成人して自立している大人であっても自分で決められることなんてたかが知れていますが、自分で決められることで不幸になるのはある意味で自己責任です(厳しい言い方ですみません)。

例えば、よくあるのが転勤。

私も過去に転勤を経験していますが、急な転勤を命じられて住み慣れた場所を離れるのは正直私にとってはかなりの苦痛でした。

ただ、転勤は拒否できないのですが、(解雇されることを覚悟で)拒否することもできますよね。

つまり、(解雇されるというリスクを受け入れても)転勤しないことを選択することはできます。

後、これもありがちですが、親が子供の交際や結婚に反対すること。

またまたありがちですが、どんなに反対されて、親と絶縁してでもあの人と付き合うって決めて駆け落ちすることもできますよね。

つまり、あの時転勤したから今自分は不幸なんだ、あの時親から反対されてあの人と付き合う(又は結婚する)のを諦めたから今自分は不幸なんだ・・・って思うのは分かりますが、100%会社や親に非があるとは言えないんですよね。

もちろん、会社が転勤を命じなければ転勤することなんて無かったわけですし、親が反対しなければあの人と付き合って結婚できたかもしれないです。

ただ、自分の行動は最終的には自分で決めてるんです(これかなり重要です)。

だって、解雇されたとしも絶対に転勤だけはしたくない、誰が何と言おうと絶対にあの人と付き合うっていう意志の固い人を変えるなんて不可能ですからね。

つまり、転勤はしたくないけど、解雇されるのも嫌だし、転勤と解雇を天秤にかけて、まあ嫌だけど解雇よりはいいから転勤しよう・・・って思ってる時点で、自分で転勤を受け入れてるんですよね。

後、交際の件も同じで、あの人と付き合うのを諦めるのは嫌だけど、親と絶縁するのも何かと困るかもしれない・・・で、あの人と付き合うことと親と絶縁することを天秤にかけて、仕方ないからあの人と別れよう・・・っていうのは紛れもなく自分で別れることを決めてるんです。

そりゃ、会社が転勤を命じない、親が反対しないっていうのが一番いいかもしれませんが、こちらも他者を変えられないんです。

なので、リスクとコストのトレードオフというか・・・

自分で決められることでさえも人生は重い選択をしないといけないんだから・・・マジで、疲れますよね。

普通にやりたいことをやりたい、やりたくないことをやりたくないだけなのにね・・・

てか、最終的にはこれが人間的な生き方だと思うんですけど、人間的な生き方すらも簡単にはできないっていうのも人生の苦しい部分かな・・って思います。

以上になります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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