自立をしないと人はだめなのか?(色々な自立)

皆さんこんにちは。どうも。

今回は、自立をしないと人はだめなのか?ということについてお話ししていきます。

まず、結論を言うと、だめではないです。

だって、自立をしないきゃいけないなんていう決まりはないですからね。

ただ、自立は、大人としてのアイデンティティを確立するという意味では大切だと思います。

自立と言っても色々な自立がありますが、ここでは主に精神的自立と経済的自立(普通の自立や雇われない自立など)について触れていきます。

まず、精神的自立です。

これは、

自分の行動を誰かの意思に委ねていない状態

精神的自立

になりますが、ここではちょっと踏み込んで、「何にも依存しない(心を囚われない)」という意味での精神的自立について触れていきます。

これ難しいんですよね・・

例えば、恋愛で、よくある別れ話からのストーカー事件。

これは犯人が精神的自立ができていないから起きるんですよね。

つまり、元カノ(や元カレ)に心を囚われており、自分の人生を犠牲にしてまで、(相手に)異常に執着してしまう。

ただ、好きな人に執着してしまうのは、当たり前っちゃ当たり前ですよね。

だって、一切執着しなかったら、恋愛自体が多分続かないですからね。

なので、常識的な範囲内での執着はいいと思いますが、どこかで踏ん切りをつけて諦める(次に進む)のも必要です。

これが精神的自立なんだと思います(これができるのが大人です)。

これができないと、元恋人にいつまでもストーカーしちゃったり、ずっと物が捨てられなかったり、いつまでも誰かを許せなかったり、死んだ人をいつまでも思い続けて悲しんだり・・日常生活をまともに送れなくなってしまいますからね。

精神的自立ができない人は、お店でいつまでも玩具をねだって泣き叫ぶ子供と同じですよね。

次に、経済的自立です。

経済的自立をしないで、親のすねかじりって子供と同じじゃないですか・・

むしろ、子供はまだ伸びしろがあるというか・・育て甲斐があるけど、いい年の大人を養うって結構大変ですよね。

というのは、おんぶにだっこしてるいい年の人を大人として扱うのか?って悩みますよね。

見た目は大人なのに・・実は自立していない・・とかいう人をどう扱ったらいいのか?みたいな・・

扱いに困るというか・・

で、すねかじりをしている本人はどういうアイデンティティでいるのか?も疑問ですよね。

自立(自活)がなぜ重要なのか?ですが、1人の大人として自立をすることは大人としてのアイデンティティを確立するためにも大切な気がするんです。

つまり、自分で1人前に自活できてるという、自分に対する自信というか、大人というアイデンティティを持てる気がします。

もちろん、実家暮らしが悪いわけではありません。

私も数年前までは実家暮らしで、実家から会社に通っていた時期がありました。

ただ、私の場合は実家で親とずっといると、「1人暮らしすれば・・」とか、「週末ぐらい外出たら・・」とか、「歩く音がうるさい・・」とか、「夜物食うな・・」とか、色々と口うるさく言われるので、実家という環境が居にくいものでした。

なので、1人暮らしを始めたというのがあります。

で、かれこれもう5年以上も1人暮らしをしています(しかも何回か引っ越しもしています)。

これに対して、実家の環境が居心地の良い人は、苦労して1人暮らしをするよりも実家にいればなんやかんやで親が色々とやってくれるから楽だし安心・・ってなっちゃうのかもしれないですよね。

なんていうか、身近に頼る人がいる場合は、危機感が無いというか・・

極端な話、例え失業をしても、親に頼ればいいかな・・みたいな感じでしょう。

特に、親が金持ちで仕事しなくてもずっと養ってあげる・・みたいな、超ボンボンなお坊ちゃまやお嬢さんの家だと、ドラ息子やドラ娘みたいな温室育ちの人になっちゃいますよね。

ただ、そういう人にいきなり苦難が訪れると、多分(耐性が無いので)耐えられないでしょう。

筋肉と同じで、普段から鍛えてないとヒョロヒョロになっちゃいますからね。

鍛えてない人がいきなり過度なトレーニングをして、アキレス腱を切っちゃったり、肉離れ起こしちゃうのと同じです。

後、そういう・・なんていうか、生産性のない人が増えちゃうと国も発展しませんからね。

なので、まあ経済的自立をするということは、間接的には国の将来にも多かれ少なかれ影響を及ぼすと思うんですよね。

怠け者で働かない・・みたいな人が増えちゃうと、国にとってはマイナスですからね。

特に今後日本は少子高齢化が更に進むので、(特に若い)労働力は貴重になってきます。

で、人というのは弱いもので・・楽な方に流されますからね。

現状が快適で楽であれば、(余程の強い意志や高い志を持ってたりしない限り)なかなか変えようとしません。

例えば、働かなくても月収30万の収入がある人は、(目標とか、向上心とか、強い意志とかがない限り)わざわざ苦しい思いをしてまで働こうと思わないでしょう。

真夏のくそ暑い時期に、ガンガンにエアコンの効いた部屋から出たくなかったり、真冬のくそ寒い時期に、暖かいこたつから出たくないのと同じですよね。

後は、私の以前の会社の上司がこっそり私に言ってきたのですが、「子持ちや家族持ちの人の方が信頼できる・・」と。

つまり、養う家族がいる人は、失業できないので、(会社でもくそ真面目に働くので)信頼できる・・ってことなんでしょうね。

後、一歩進んだ自立として、会社からも自立する・・というのがありますよね。

つまり、労働者という立場自体を変えて、どこからも雇われないということです(労働者からの自立)。

まあ、これができる人は限られているとは思いますが、昔よりは実現しやすくなっている気がします・・

はい。以上、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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